明星大学を表す7+1のキーワード
明星大学が公式noteを始めてから、1年4ヶ月が経ちました。
「学長が聞く、学長に聞く」「卒業生の今とあの頃」をはじめ、多くの方に記事を読んでいただけて、嬉しい限りです。
これからも明星大学をより身近に感じてもらえるよう、記事の発信を続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は「はじめまして」の記事の中でご紹介していた「明星大学の教育を表す7+1のキーワード」について、少し掘り下げていきたいと思います。
明星大学教育新構想
2020年4月に学長に就任した落合一泰学長は、同年6月、学内教職員に向けて「明星大学教育新構想」を打ち出しました。この「新構想」が目指すのは、「学修者本位」すなわち学生一人ひとりが本学教育に満足し、学修のなかで自分の持ち味に気付いてそれを肯定し、自信と自尊心を高め、本学での学びの価値を発見し、学修プロセスと学修成果を自分で管理し、卒業後も向上心を絶やさない人間の育成です。学長は、「明星大学での勉強はむずかしい けれど、面白くて為になる」とキャンパスでにっこりうなずく学生を増やしたいと言っています。
具体的には、(1)専門性や学部学科、学内学外の壁などを越えた交差型学修(クロッシング)、(2)学部学科での専門的学修(セントラル)、(3)時代が要請する新たな課題の学修、(4)明星大学を特色づける学修、などから構成される、明星大学でなければ学修できない、明星大学だからこそ学修できる、際立った高等教育環境を形作ることを目指しています。
この明星大学教育新構想と明星大学が創立以来備えている特長を併せて、分かりやすく7+1個のキーワードとしてまとめたものが、「明星大学を表す7+1のキーワード」です。
明星大学を表す7+1のキーワード
「はじめまして」の記事でお示ししたときと比べて、2点変わったところがあります。
ひとつは、9学部12学科に「学環」が加わったことです。2023年に設置構想中の「データサイエンス学環」については、学長が聞く、学長に聞く―第13回―2023年4月、明星大学に「データサイエンス学環」誕生!をご覧ください。
もうひとつは、「教学のデジタル変革(DX)」を、「デジタルとリアルの融合」とした点です。
コロナ禍で、教学のデジタル化は急速に進みました。オンデマンド授業には学生が繰り返し学修できるというメリットがあり、科目や分野によっては高い学修効果が見込めることも分かりました。
一方明星大学では創立以来「人格接触による手塩にかける教育」を大切にしており、コロナ禍で対面での活動が制限される中、改めてその価値が再認識されています。
デジタルとリアルの両方でそこに集うことの楽しさを感じられるブレンド型の教育。アナログな「人格接触による手塩にかける教育」を大切にしつつ、新しい時代にふさわしいデジタルとリアルの融合を実践していくという意思を、「7+1のキーワード」にも込めました。この「7+1のキーワード」に「キャリア教育・キャリア支援の強化」を加え、明星大学は 新たなスタートを切ります。
「7+1のキーワード」「キャリア教育・キャリア支援の強化」については、これからも「学長が聞く、学長に聞く」をはじめとした記事の中で紐解いていきますので、どうぞお楽しみに・・!