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私の就活体験談(5) 経営学部卒 中澤佑紀さん(市役所内定)

市役所への就職を志し、最終的に4つの市役所から内定を得た中澤さん。そんな中澤さんの就職活動体験談をお届けします。


中澤 佑紀<Yuki Nakazawa>
経営学部経営学科 卒業
市役所内定


内定先を選んだ理由

市役所職員を志望した理由は、地元のパン屋さんでアルバイトをしていて「このパン屋があるから地元を離れられない」という言葉をお客様から聞きその地域だからこそ住みたい、暮らしたいと思える町づくりに貢献したいと考えたからです。

さらには、私は女性である為、将来ライフステージの変化が伴います。私はライフステージの変化に左右されず、長く社会に働き続け貢献している女性でありたいという目標があります。この目標を実現するには行政の場が最善であると考えました。

中でも数ある行政の中から内定した市を選んだ理由は、幼い頃から訪れていたこと、そして住みたいまちランキング1位や、行政支援が他市よりも充実していることです。また、市長が女性であり女性市長の元、私も一人の女性として、男性に負けず女性の立場だからこそわかることや出来ることを精一杯に努められると思ったからです。

私の就活体験談 ~公務員と民間企業の両立~

私は、大学2年生の終わり頃に自分の将来を一度考えてみました。
その際に公務員という考えが浮かび大学3年生の4月に公務員の予備校に通いました。公務員試験は結果が出るのが大学4年生の秋頃であり、もし公務員試験に合格できなかった場合を考え、公務員試験の勉強をしながら民間企業の就職活動も並行して行いました。

1日のスケジュールとしては、勉強を4、5時間程度行いその合間に民間企業の説明会やエントリーシートを作成していました。合同説明会、インターンシップにも参加し一次面接免除などを貰っていました。多くの業界を見たのち民間企業では人材業界と信用金庫に業界を絞り選考を受け大学3年生の2月に2社から内定を頂きました。

この民間企業の選考によってエントリーシートの書き方や自己分析、面接のコツを多く学ぶことができ大学4年生の4月から行われる公務員試験に多く役立てる事が出来ました。そして、4月から公務員試験が始まり最終的に8月に4自治体から最終合格を頂く事が出来ました。

私の就活お役立ちアイテム ~公務員、民間企業両方で使用したSPIの本~

近年、民間企業の採用に使用されているSPI試験を利用する自治体が増えてきました。その為、SPI試験の勉強が公務員試験、民間企業の就職活動で大いに活躍しました。その中で私が使用した本が2種類あります。

1つ目は、『これが本当のSPI3だ!』です。これは、比較的簡単で解説もわかりやすいのではじめにこれをやって良かったです。しかし、これだけでは倍率の高い企業や市役所を通過するほどの勉強には足りません。
2つ目は、『SPI&テストセンター超実践問題集』です。これは、問題の難易度があがりテストセンターで行うものにも対応しているためこれが完璧になれば試験は通りやすいです。難しくて途中で折れそうになるかもしれませんが、繰り返し解くことで確実に力が付きます。

私はこの2冊をボロボロになるまで徹底して行い、SPI試験、テストセンター試験を通過することができました。

面接でこんなこと聞かれました!わたしの面接体験談! ~成果より過程~

面接では多くのことを聞かれましたが、過去に行ってきた成果よりもその過程について深く聞かれそこに出る人間性を見られているなと感じました。
そのため、留学やボランティアなど評価の高いことをやっていないから駄目ではなく、失敗や挫折の過程やその時の心情や行動をしっかりと言語化することが大切です。

あとは、いかに一緒に働きたいと思ってもらえるかだと思います。
私は人材企業の最終面接で社長に質問は無いかと聞かれた際に、社長の夢を聞きました。すると、「それは会社としてのものなのか、私自身のプライベートのどっち?」と聞かれ社長のプライベートの方を選び、社長の退職後の話について共に語り合いました。

その後その会社には内定を頂き、内定の決め手は質問が面白かったことの、この子ならお客さん、社員と愛嬌を持って一緒に働くことができるだろうと思ったと言われました。なので、面接は自分自身のありのまま楽しく行えれば十分だと感じます。

明星大学の後輩たちへメッセージ ~後悔の無い就職活動を~

 私は、就職活動を振り返ってみて勉強、面接、エントリーシートなど分からないことも多く本当に大変だったのですが、今はやり切った充実感でいっぱいです。しかし、私一人ではきっと途中で挫折していたと思います。

大学の友人やゼミや予備校に通う友人と共に励まし合いながら取り組みました。就職活動は自分の将来を決めるため自分と見つめ合い個人戦のように思えますが、友人と共に情報を共有して励まし合いながら挑むことでより頑張ることが出来ると思います。大学で出会えた素敵な仲間と共に、後悔の無い就職活動を精一杯行ってほしいです。
また、キャリアセンター(現 就職センター)や図書館を活用して効率良く行うのがおすすめです。図書館には既に絶版になっている就活の本なども置いているのでとても助かりました。

就活モチベーショングラフ


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