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内定者インタビュー:中澤 佑紀 さん(経営学科/市役所内定)

経営学部で日野市とのコラボに携わったことをきっかけに市役所への就職を志し、最終的に4つの市役所から内定を得た中澤さん。地域のために長く仕事をする、かっこいい女性になりたいと語る中澤さんのインタビューをお届けします。


中澤 佑紀<Yuki Nakazawa>
経営学部経営学科 4年生(2023年1月現在)
内定先:市役所


日野市とのコラボが楽しくて。

私はもともとブライダル業界やホテル業界に興味があり明星大学の経営学部に進学したのですが、経営学部の授業の中で日野市とのコラボによって商品企画をするプロジェクトがあり、そこで地域に根付いた仕事をすることの魅力に夢中になりました。

その授業では、和菓子屋さんや日野市役所の方と連携しながら地域の魅力を見つけ、オリジナルコンセプトである最中の商品企画をしました。とても楽しくて、2年連続で挑みました。みんなの意見をまとめるリーダーもやらせてもらい、その経験はとても大きかったと思います。

また、家の近くでずっとパン屋さんのアルバイトを続けていて、お客様に「このパン屋があるからこの街を離れられないよ」と言われた時もすごく嬉しくて、地元の人のためになる仕事のやりがいを日頃から感じていたこともあったので、自然と、将来の仕事は地域に根付いたものにしたい、という信
念を持つようになりました。

役所を受けたいと言うと親は驚いていました。

両親も私の進路の変更には驚いていましたが、市役所を受ける!と言って公務員試験の予備校にまで通い始めた私を見て、すぐに応援してくれました。
ここ数年はコロナ禍で就職活動がうまくいかないという先輩の経験談も耳にしてましたので、自分の将来を真剣に考え直しました。その時に、市役所を選択肢の一つして考えてみました。とはいえ、最近の行政の就職試験は、公務員として安定を求める人材よりも何かをしっかり頑張ってきた人材を求めているので面接対策はとても重要でした。

明星大学にはキャリアセンターがあり、最初のうちは履歴書の書き方もわからなかったので添削や、面接練習もしていただきました。その他にも、市役所を志願したものの知らないことも多かったので色々な情報を教えていただいたり、関連するチラシをもらったりしていました。また公務員試験のためにSPI試験対策として予備校に通った時の費用は、明星大学割引が適用されたのもありがたかったです。

具体的な就職活動としては、まず説明会にたくさん足を運び、就職試験もできるだけ受けました。もし第一希望の市役所が受からなかった時のことも考えて、民間企業も受けました。面接にもそれぞれ特徴があって、民間企業の面接と市役所の面接ではまったく違いました。それにオンライン面接もあって、キャリアセンターや先生のサポートでしっかりと準備してきたことが役に立って、本当によかったと思っています。

4つの市役所から内定。

明星大学の経営学部は、コースをまたいで授業が取れるので、地域創生などを取得しましたが、就職活動でそれはとても役に立ちました。また、ホスピタリティマネジメントを学ぶゼミに所属しています。ゼミでは、文部科学省が後援するサービス接遇検定という資格を取得する必要があり、手紙の書き方やマナー全般、それにクレームへの対応なども学んでいたため、市役所の就職活動ではそれらも大変役に立ちました。マナーやストレス耐性も重要な素養だったようです。

おかげさまで、ありがたいことに、本命を含む4つの自治体から内定をいただき、念願の行政への就職を決めることができました。女性ですからいろいろなキャリアステージがあるとは思いますが、どこの市役所で働くことになっても、市民協働や子育て支援など、とにかく地域の人々の役に立つ仕事をして、ずっと長く地域のために仕事をし続けている“かっこいい女性”になりたいと思っています。


ダンスを小学校からやってる中澤さん。高校生の時にはヒップホップダンスで全国大会にも出場しています。最近では地元の盆踊りの振付を頼まれたりもしているとか。これまで中学では吹奏楽部部長、高校ではダンス部副部長、今でもパン屋さんのバイトリーダーを務めるなど積極的なキャラクターの彼女ですが、大学の授業も就職対策もしっかりと頑張って、目指す将来を手に入れました。必ずや目指す“かっこいい女性”になることでしょう。


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