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卒業生の今とあの頃(26)環境システム学科卒業 保刈和也さん
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卒業生の今とあの頃(26)環境システム学科卒業 保刈和也さん

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ー明星大学卒業生の「今」と「あの頃(在学当時)」を写真とコメントで綴りますー

保刈 和也〈Kazuya Hokari〉
2009年3月 理工学部 環境システム学科卒業(亀卦川研究室)
現在の職業:建設コンサルタント業勤務
趣味:キックボクシング・ドライブ・プロ野球観戦
卒業論文:メソスケール気象数値モデルWRFを用いた都市域地上気象要素の解析

保刈和也さんの今ー
建設コンサルタントとして、私たちの暮らしを支えるサポートをしています。

わたしは建設コンサルタントとして勤務しています。
建設コンサルタントは、社会インフラサービスに関する困りごとを解決します。

社会インフラ(上下水道、道路、橋など)は、私たちの暮らしと経済活動を支えてくれています。しかし、現在、高度経済成長期に一斉に整備された社会インフラは、今後急速に老朽化することが予想され、加えて人口減少・少子高齢化などによる行財政状況の悪化で社会インフラの維持管理や更新が難しくなっています。さらに近年激甚化する気象・地震災害にも備えておく必要があります。

これらの総合的・複合的な問題を解決するため、我々が保有している専門知識・技術力を活かしながら最適なマネジメント方針を提案し、クライアントの要求に応える仕事をしています。

主なお客さまは、自治体等の地方公共団体。これまで防災・都市計画・社会インフラマネジメント関連の支援をしてきました。業務内容が多岐にわたるため大変ですが、様々な分野の知識が得られるのが楽しいです。 

最近メインで従事しているのは、下水道施設の耐水化検討。河川や海岸近くに立地している下水道施設は、洪水時や高潮、津波時に浸水被害を受けるリスクが高いです。ひとたび被害を受ければ復旧までかなりの時間を要し、下水処理ができなくなる等の問題が発生します。

これらの対策のため現地に出向いて確認を行い、対策案を検討する仕事をしています。

インフラ保護を自分の興味がある自然災害の視点から検討する仕事にやりがいを感じています。

保刈和也さんのあの頃①
気象予報士試験への挑戦

大学の授業で環境学を学ぶうち、気象学や気候学に興味が出てきました。

そこでさらに深く学びたいと思い、その分野のエキスパートを目指すため、気象予報士になることを目標に大学2年の秋から勉強を始めました。大学の帰宅後に資格スクールに通い、毎日2,3時間、試験前には10時間ほど勉強しました。朝の通学電車では毎日のように天気図を確認し、その日の天気を予想していたのは懐かしい思い出です。

結果、2度の不合格を経験しましたが、大学3年生の1月の試験で無事合格することができました。当時の合格率は4.5%で、今でもよく合格できたなぁと感じることがあります。

現在の仕事で資格が必要になることは少ないですが、目標をもって取り組んだ経験は今の仕事に活かせていると思います。

勉強で使用していた書籍とノート。テキストは毎日持ち歩いて読んでいたためボロボロになっていますが、思い出深い大切な一冊です。


保刈和也さんのあの頃②
研究室での学び

大学4年の研究室は「気象・熱環境研究室」に所属し、気象予報士としてのスキルアップのため気象数値モデルを使用した研究を行いました。
気象数値モデルとは、気象予報の分野で一般的に使われるシミュレーションモデルのことです。日々の天気予報はこの予測結果をもとに発表されます。

研究内容は東京のヒートアイランドに関する研究。
複数条件でシミュレーションを行い、最も実測の数値(気温・風・湿度)に近い計算条件を導き出すというテーマでした。専門的な知識・用語等を理解する必要があったため、難しい内容でしたが、研究室の仲間たちと助け合いながら深夜まで勉強・研究に取り組んだのは良い思い出です。

また、研究室の先生はとても熱心に指導してくださいました。時には厳しく感じる時もありましたが、課題に対して自ら考えて能動的に取り組む姿勢が身についたと思います。 

明星大学の良いところは、良い意味で学生と教授の距離が近いことにあると思います。

みなさんも在学中に好きなこと、興味があることに取り組んでみてください。きっと先生や仲間たちがサポートしてくれるはずです。

亀卦川研究室の仲間と(中央が亀卦川教授)

―「明星大学卒業生の今とあの頃」は2~3週間に1度のペースで更新予定です。様々な卒業生が登場しますのでお楽しみに!―






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