卒業生の今とあの頃(23)人間社会学科卒業 佐藤正一さん
ー明星大学卒業生の「今」と「あの頃(在学当時)」を写真とコメントで綴りますー
佐藤 正一〈Satou Masakazu〉
2017年3月 明星大学人文学部人間社会学科 卒業
現在の職業:市場調査会社勤務(総合職)
趣味:写真撮影
佐藤正一さんの今①
市場を幅広い視野で見通し、顧客に情報を提供する市場調査の仕事
私は市場調査会社に勤務しています。企業のマーケティング担当者様からの相談に基づいて調査を企画・立案し、競合企業の事業戦略や新たに進出する市場の情報を提供するビジネスを行っております。
既存の事業戦略調査も重要ですが、特に新規市場に進出する予定の先遣調査の時は顧客との信頼関係やどれだけ選択肢を提示できるかが重要です。そのため「顧客はこういう要望を出してきているけど、この情報は重要項目で今後も必要かもしれない」「今後の市場を考えれば過去の経験からこの項目が必要になってくる」などの色々な選択肢が考えられ、それを提示しています。また同様の業種の方からご依頼をいただくこともあるので、ふとした会話などからヒントを得て、提案に活かすこともあります。
佐藤正一さんの今②
雨なら読書、晴れたら写真撮影(今は我慢)
コロナ禍の今は家で過ごしていますが、コロナ以前はカメラ片手に夜景を撮影したりしていました。休日は、飛行機や船の写真を撮りに出かけることが多かったです。弾丸で旅行に行って写真を撮るのも楽しみの一つです。
コロナが収束したら、また色々なところに出向いて写真を撮りたいです。
▲青空に生えるブルーインパルスを一眼レフで撮影。航空祭が恋しいです。
▲コロナ前、金曜夜のアフターファイブはカメラ片手に夜景を撮りに行っていました。
▲艦船「クイーン・エリザベス」。感染対策の上撮影しました。
佐藤正一さんのあの頃ー
ひたすら"情報"と趣味の勉強に費やした4年間
学生時代はひたすら"情報"に携わった4年間でした。
人間社会学科では、天野徹教授の下、情報社会の観点からITツールなど色々な勉強をさせていただきました。
授業ではプログラミングを上流工程から下流工程まで実践するなど貴重な経験を積むことができました。
天野ゼミでは、様々なワークショップへの参加や社会人との交流など様々なチャレンジの機会がありました。
また一般教養として、安全保障分野における情報についても戦略や運用、兵站の重要性など、自分の心の赴くままに学びました。
今でもこの分野の書籍は読んでおり、ライフワークの一つになっています。
▲カメラ片手に、仲間と色々な場所へ出かけていました。
大学時代に学んだことや体験したことは、今でも実業務の根幹となるところで生きています。情報に対する考え方や加工方法、これからの技術の見通しや事業戦略の考え方など、大学時代の学びがベースとなって今につながっています。
明星大学は人と関わって楽しいことをやり、その中で興味を持ったことに打ち込める場所だと思います。自分の思うままに、有意義な4年間にしてください。
―「明星大学卒業生の今とあの頃」は2~3週間に1度のペースで更新予定です。様々な卒業生が登場しますのでお楽しみに!―