企業インターンシップ体験談:志村 恵梨 さん(デザイン学部デザイン学科)
2022年度に企業インターンシップに参加した学生の体験談をお届けします。
志村 恵梨 <Eri Shimura>
デザイン学部デザイン学科 3年生(2023年1月現在)
インターンシップ先 :コンサルティングファーム、商社、不動産業界など約30社
私がインターンシップに参加しようと思ったのは、多くの企業について学び、後悔のない就職活動をしようと考えたからです。インターンシップには、大手企業を中心に30社ほど参加しました。特に数や業界などは絞らずに、興味を持った企業にはとにかく参加するように意識をしていました。インターンシップに参加するにも、書類やW E Bテスト、面接などの選考があり、最初はその難易度の高さに驚きましたが、徐々に慣れていき、本選考での対策にも繋がる良い機会であったと思っています。
就職活動を始めた2年生の後期では、興味のあったハウスメーカーや不動産業界を中心に見ていましたが、インターンシップに参加する中で出会った友人との交流や、会社説明会で社会の繋がりを知る中で、コンサルティング、商社、メーカー、人材など、興味のある業界が広がっていきました。
コンサルティングのインターンシップでは、コンサルティングをする上で大切な思考方法や、利益の出し方などの会社の仕組みなどを主に学ぶことができました。普段は働く側で考えていた事業会社をコンサルティングする立場となる重みや責任感をとても感じることができる内容でした。普段は使わない専門用語や学生の話の難易度に戸惑いもしましたが、難しい内容だからこそ、志望度も高まりました。また、事業会社とは全く違う業務の大変さと共にやりがいも学ぶことができ、キャリアについて考える良い機会となりました。
商社のインターンシップは、コンサルティング企業と同じくらい内容が難しく、とても頭を使いました。しかし、難しい内容に楽しさを感じている自分
に気づくことができ、新しい興味を知るきっかけになりました。
メーカーや不動産、人材業界のインターンシップでは、「人の役に立つ」というやりがいを一番に感じることができました。コンサルティングや商社を受けている時とは全く違うやりがいに、自分が大切にする価値観を考え直す良い機会となりました。
なぜその業界に興味を持ったのか、なぜその会社に魅力を感じたのか、自分自身の思考についても考えることで、将来後悔しないキャリア選択にも近づけているような気がしています。また、インターンシップに参加する中で、漠然としていた就職へのイメージも徐々に明確になり、将来就きたい職業や働いた後のイメージが明確になりました。社員の方へのOB訪問や座談会の中でキャリアについてもお話をいただき、将来への不安が、徐々に明るいイメージになっていった気がしています。
今後は、自分自身のキャリアについてさらに解像度を高め、後悔のないキャリアの実現のために選考対策に励みたいと考えています。