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明星学苑100周年記念事業「多摩共創企画2023」を開催しました ~多摩地域とその未来に役立つ大学を目指して~

明星大学は、設置母体の明星学苑が2023年に創立100周年を迎えたことを記念し、明星学苑100周年記念事業として、2023年10月~12月にかけて「多摩共創企画2023」と銘打った4つの企画を開催しました。


「多摩共創企画2023」開催の目的

明星学苑では、創立100周年を機に次の100年を見据え、これからの社会の変化の中で明星教育が目指す姿を「Next100ビジョン」と題し、「自ら変革し続け、新たな時代、新たな世界を謳歌する人間性あふれる卒業生を輩出する学苑」と定めました。
また、明星大学においては、「新たな時代を世界の人々と共創する大学」、「多摩に根差し、地域に貢献する大学」という新たなビジョンを策定しました。
「多摩共創企画2023」で取り組んだ4つの企画は、明星学苑の「Next100ビジョン」や明星大学の新たなビジョンを体現していくためのファーストステップとして開催しました。

企画の詳細は後述しますが、「多摩共創企画2023」で開催した4つの企画をダイジェスト版として映像に収めました。下記の動画をぜひご覧ください。



「多摩共創企画2023」で開催した4企画


講演会「グローバルとローカルのなかでの『多摩』の可能性は何か」

第1弾として、2023年10月28日にパレスホテル立川で、明星大学経営学部の細川 昌彦(ほそかわ・まさひこ)教授による明星学苑創立100周年記念講演会「グローバルとローカルのなかでの『多摩』の可能性は何か」を開催しました。「つながり力」をキーワードに「多摩地域」の可能性について講演が行われました。

講演を行う細川教授



パネルディスカッション「明星大学出身社長が語る、社長のリアル」

第2弾として、2023年11月4日に明星大学日野校で、明星学苑の西山 昭彦(にしやま・あきひこ)理事長特別顧問がコーディネーターのパネルディスカッション「明星大学出身社長が語る、社長のリアル」を開催しました。パネリストには、「継承」「昇進」「起業」それぞれ異なる経緯で社長に就任した明星大学出身社長3名を迎え、活発な議論が行われました。

明星大学出身社長によるパネルディスカッションの様子



講演会「多摩における産業と生活のサステナビリティを考える~サーキュラー・エコノミー(循環経済)をキーワードにして~」

第3弾として、2023年11月23日に明星大学日野校で、東京大学の梅田 靖(うめだ・やすし)教授による明星学苑創立100周年記念講演会「多摩における産業と生活のサステナビリティを考える~サーキュラー・エコノミー(循環経済)をキーワードにして~」を開催しました。政府、経団連、ヨーロッパ連合(EU)などが推進に力をいれる循環経済が、多摩地域の未来にどのように関わる可能性があるのか講演が行われました。

講演を行う梅田教授



産学交流会2023

第4弾として、2023年12月6日に明星大学日野校で、「産学交流会2023」を開催しました。明星大学の研究者や研究設備を通じて、明星大学で行っている研究を地域企業の方々に知っていただき、共に地域産業の発展を目指すことを目的に、産学連携事業の紹介やラボ(研究室)ツアーを実施するイベントが、コロナ禍による中断を経て4年ぶりに実施されました。

産学交流会で産学連携事業の紹介を行う様子



終わりに

ご紹介した「多摩共創企画2023」は、明星学苑が2023年に100周年を迎え、これからの100年に向けて多摩地域とより深く協力し、地域とその未来に役立つ大学をさらに目指すべく、展開しました。明星大学は、皆様と一緒に多摩地域の今後の発展を考え、これからの時代に活躍する人の育成に向けたさまざまな取り組みに向かいます。

最後になりますが、下記の記事では明星学苑が2023年に創立100周年を迎え取り組んできたそのほかのプロジェクトや、明星学苑誕生の背景をご紹介しています。ぜひご覧ください。