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卒業生の今とあの頃(12)デザイン学科卒業 山田華穂さん

ー明星大学卒業生の「今」と「あの頃(在学当時)」を写真とともに綴りますー

山田 華穂<Kaho Yamada>
2018年3月 明星大学デザイン学部デザイン学科卒業
現在の職業:株式会社ベネッセコーポレーション デジタルマーケティング部
趣味:舞台・ミュージカル鑑賞、コンシューマーゲーム
特技:一人旅、一人映画、一人遊園地など、一人でどこでも行っちゃいます
卒業研究:「贈る」コミュニケーションギャップについての研究と包装用品の制作・提案

山田華穂さんの今
通信教育の販促サイトの運用・企画を担当。おうち時間の充実も

株式会社ベネッセコーポレーションに新卒で入社してから約3年間、通信教育の販促サイトの運用・企画を担当しております。
WEBサイトというと、具体作業を思い浮かべてしまいがちだと思うのですが、次の販売では「どういったお客様」に「どういった商品の魅力」を「何」で「どのように体験」していただき、価値を感じてもらえるか、世の中ではUIUXといった言葉で呼ばれているものを考えています。なかなか難しい仕事だなと日々思うのですが、WEBサイトは数値で効果を図ることができるので、自分が携わった企画でいい数字が出ていたり、お客様からお声をいただいたりすることで、やりがいを感じています。

この仕事をするようになってから、デザインにより触れるようになったと思います。昨今の社会情勢の前から、私の部署では在宅勤務が浸透していたので、本を読んだり、他社のサイトや販促活動を見てみたり、今学生の中で流行っているものを見たり体験してみたりする時間を確保しやすい環境で、とても有難く感じていました。
休みの日は、外に出ることが多かったのですが、おうち時間が推奨されるようになってからは、自宅環境を仕事しやすく整えたり、インテリアを充実させたりして過ごしています。

登壇写真1

山田華穂さんのあの頃
多様な考えやスキルを持つメンバーとの協働を実践で学んだ「企画表現演習」

デザイン学部のほとんどの人が、「特に印象に残っている授業を述べよ」と言われたら、「企画表現演習」と答えるのでは、と思っているぐらい、私にとっては濃い時間となった授業でした。

チームのメンバーと時間を合わせたり、休日に電話やチャットをしたりしながら、力を合わせて一つの制作物・提案を作ったことは、「楽しかった」「達成感があった」と、今になっても鮮明に色々な感情が思い出せます。地域活性化の為にお祭りでの販売を想定したお土産品や、大学説明会に来た高校生と保護者の方に「デザイン学部の魅力」を感じてもらうため、「メディア分野」「ファッション分野」を体感してもらえるような企画をした展示会。あの時には戻りたくないと今も思うぐらい大変でしたが、あの時間がなければ「企画を立てて実行し、お客さんやクライアントに体験してもらう」ことを楽しいと思える今の自分はなかったと思います。学んだ知識は今も仕事で活かせていますし、多様な考えやスキルを持つメンバーと一緒に知恵を絞って一つにまとめていくというのは、仕事でも大事なスキルだなと感じています。

専門的な知識を得られる授業が豊富にあったのも、自分の経験値になったと思います。私は、デジタルマーケティングを仕事としているので、特に「グラフィック」「html」「メディア」の分野はダイレクトに活かすことができています。学生の時のように、実制作を行うことはないのですが、この作業にはどれくらいの時間・パワーが必要なのかを予想することができますし、作業をしていただくデザイナーさんやエンジニアさんと、共通用語をもって議論することで、より精度の高いクリエイティブを作れていると思います。どんどん磨かれていくのを一緒に経験できるのはとても楽しいと感じます。

今までの文面からとれるように、私は仲間も知識も増えたデザイン学部が大好きだったので(笑)デザイン学部での学びが、今の私を築くものの1つになっていますし、ここで培った知識や興味をこれからも広げていきたいなと思っています。

企画表現演習5

▲「企画表現演習5」での制作物

企画表現演習7

▲「企画表現演習7」で企画した展示会の様子

卒業研究

▲卒業研究での制作物

―「明星大学卒業生の今とあの頃」は2~3週間に1度のペースで更新予定です。様々な卒業生が登場しますのでお楽しみに!―

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