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私の就活体験談(1) 教育学部卒 髙崎彩愛さん(大手通信企業内定)

教育学部での学びを活かし、将来は文教システム分野で教育DXプロジェクト(デジタルトランスフォーメーション)に関わりたいという夢を抱き、大手通信企業から内定を獲得した髙崎さん。そんな髙崎さんの就職活動体験談をお届けします。


髙崎 彩愛<Ayaka Takasaki>
教育学部教育学科 卒業
大手通信企業内定


内定先を選んだ理由

内定先を選んだ一番の決め手は、自分の可能性を広げることができると考えたからです。ITでどんな仕事がしたいのかと聞かれたら、正直まだぼんやりしている部分が多いです。内定先の企業はさまざまな業界と繋がりがあるため、色々な現場で経験を積み、自分のやりたいことが見つかった時に知識とスキルがあれば挑戦できる環境が備わっています。
ITは、社会の基幹であると考えていて、内定先の企業はDX企業として国内外問わず、製造・物流・金融・官公庁・医療・文教などのシステム構築に関わり、「より便利で持続可能な世の中にするためには」という課題に対してソリューションを提案しています。VUCA時代の今だからこそ、この会社がこれまで培ってきた経験・ノウハウ・チームワーク力・スピード感を活かして答えのない未来にイノベーションを起こしていきたいです。

私の就活体験談  ~私の就活攻略法~

私の就活スタートは大学3年の夏でした。
まずは友人と一緒に合同企業説明会などに参加していました。並行して、夏休みの時期から筆記試験対策を始めました。筆記試験対策を早めにスタートしたこともあり、就活が本格化した時に焦らずに済みました。

夏から秋にかけて、業界を「IT企業」に絞ったため、11月中旬にプログラミングを学ぶ就活生のためのインターンシップに参加しました。この経験は、面接でも活かすことができました。
1月からは多くの企業説明会に参加しました。私がエントリーした企業は、説明会に参加しないと選考に呼んでもらえないところも多かったので、少しでも気になっている企業の説明会には時間のある限り参加しました。
そして3月中旬から面接(選考)開始という企業が多かったです。2月から4月は、ES(エントリーシート)提出時期と筆記試験などが重なり本当に忙しかったですが、「ここを乗り越えれば自分の生涯年収がぐんと変わるかも!」と思い、がむしゃらに日々を過ごしました(笑)。

就活の極意としては、「第一志望群の企業を受ける前に第二志望群の面接を受け、経験を積むこと」です。後にも記しますが、「面接は習うより慣れよ!」です。


 インターンシップ参加社数・・・・・26社
 説明会参加社数・・・・・・・・・・40社
 本選考エントリー社数・・・・・・・33社
 本選考面接社数・・・・・・・・・・24社


■3月中旬の1日のスケジュール 
9:30 〜 10:00 面接
10:45 〜 11:15 面接
13:15 〜 13:45 面接
15:00 〜 17:00 オンライン説明会
18:00 〜 20:00 食事・お風呂
20:00 〜 1:30  ES作成・テスト受験・面接準備

私の就活お役立ちアイテム ~就活必需品~

①リングライト
コロナ禍の就活ということもあり、オンライン面接が主流でした。
その中で一番役立ったアイテムは、「リングライト」です。室内でのオンライン面接ですと顔が暗くなりがちです。リングライトで顔をパッと照らすことで表情が明るくなり第一印象が良くなります。自然と気持ちのスイッチも入るので力がみなぎってきますよ。

②四季報
『四季報』は、就活の初期段階で社会にはどんな業界・業種の会社があるのか、今後の成長はどうなのかなどを把握するために使いました。

③『USJを劇的に変えたたった1つの考え方』『1年で成果を出す P&G式 10の習慣』
この2冊は、就活が本格化する前に読んでおいてよかったなと思うものです。ビジネス成功のためには、目的→目標→戦略→戦術を根拠に基づいて立てることでホームランやヒットを打ち出せ、その考え方が述べられています。競合がいる中でのビジネス成功への考え方は、就活戦略のヒントとなりました。


番外編:一番役に立った就活サイト「ONE CAREER(ワンキャリア)」
就活サイトの「ワンキャリア」は、ES提出や面接前にとても役に立ちました。志望理由どうしよう…とか、学チカどうやって書こう…と悩んだ時に先輩や内定をもらっている人のESを参考にして提出していました。実際の面接で聞かれたことが企業別に探せるので、質問事項を面接前に準備しておくことができます。

面接でこんなこと聞かれました!わたしの面接体験談! ~面接は習うより慣れよ!~

就活の基本として「志望度の高い企業の面接前に場数をこなし面接慣れしておくこと」が大切です。何社か面接を経験することで、面接官が言った深掘り質問に対して、こういうアンサーを求めているのかなと相手の欲しい答えを言えるようになってきます。

よく聞かれたことは、①志望理由、②学生時代頑張ったこと(ガクチカ)、③自分の強み、④何か質問はありますか?(逆質問)でした。エントリーシートに基づいて質問されることが多く、1つ2つプラスアルファでエントリーシートに書いていない内容を聞かれることがありました。

よく聞かれた深堀質問は、学チカの部分で「困難なことはなかったのか、困難な状況をどのように打破したのか」でした。答える際には「悪い状況に対してこんな対策したよ、だから結果こうなったよ」ということをなるべく具体的に答えました。さらに「その対策に対して周りのメンバーは反対しなかったのか」などを聞かれた時には、「とりあえずやってみて状況によって工夫を入れていった」や「1ヶ月間やってみて様子を見てから本格的に取り入れ段階的に行った」などと答えていました。自分の中での深堀質問のアンサーをなんとなくでも考えておくといいと思います。

明星大学の後輩たちへメッセージ

私の場合、そもそも就活ってどう動いたらいいのかわからなかったので、とにかく周りの頼れる人に話を聞いて情報収集を行いました。

まずは、キャリアセンター(現 就職センター)主催の就活講座に参加し、そこで出会った先生からESの書き方・面接の仕方、筆記試験・適性検査対策(SPI・玉手箱・CABなど)、業界分析など就活の極意を学びました。私はこの先生のおかげで納得のいく就職活動になりました。特に志望度の高い企業のESは、大学のゼミの先生にも添削していただきました。
IT系企業の多くは、玉手箱とCABを適性テストに課されることが多く、問題が難しいため、対策問題集で何度も練習し、慣れておくことが大切です。

また、友達とオンラインで勉強会や面接練習などもしていました。
一緒に就活を頑張っている仲間と話すことでストレス解消になったり、情報収集の場にもなったりしていました。SNSで情報収集することもありました。就活をする中で何社の内定が取れたとか取れていないとか様々な状況があると思いますが、「人と比べず」「自分のペース」で頑張っていれば大丈夫なのでぜひ最後まで諦めないで頑張ってほしいです!

就活モチベーショングラフ 


明星大学就職センターでは、学生の就活応援団として、個別の就職相談やエントリーシート等の添削、模擬面接などを通して学生の就職活動をサポートしています。

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