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卒業生の今とあの頃(20)福祉実践学科卒業 宮沢優子さん

ー明星大学卒業生の「今」と「あの頃(在学当時)」を写真とコメントで綴りますー

宮沢 優子〈Yuko Miyazawa〉
2017年3月 明星大学 人文学部 福祉実践学科 卒業
現在の職業:知的障害児入所施設 児童指導員
趣味:写真を撮ること

宮沢優子さんの今ー
児童指導員として子どもたち一人ひとりに合わせた支援を

大学卒業後、学生時代にボランティアとして訪問していた知的障害児者の支援をしている社会福祉法人へ就職しました。
その中にある、中~重度の知的障害のある子どもたちの暮らしている部署で働いて5年目になります。

入職当初は子どもたちとのコミュニケーションの取り方に苦戦することもありました。
仕事を続けていく中で、先輩方に相談したり 色々な関わり方を試してみることで、子どもが自分に何を伝えたいのか気が付けるようになったり、一緒に楽しく過ごすことが出来るようになりました。

子どもたちが暮らしている施設では、楽しく過ごすことだけでなく 日常生活の支援をすることや社会のルールを伝えていくこともとても大事です。子どもたちが自分で出来るように支援をしていくこと、が必要になってくるので子どもたちひとりひとりに合わせた支援を常に考えています。その支援方法を考える上でも、コミュニケーションをしっかり取って関係性を築いていくことが大切であるので、これからも根気よく子どもたちと関わっていきたいと思っています。

宮沢優子さんのあの頃ー
今につながる、ボランティアサークルでの活動

大学時代は福祉実践学科の学生が多く所属しているボランティアサークル Merciに入っていて、老人ホームやいま勤務している知的障害児者施設など色々なところへボランティアとして伺っていました。
大学の座学の講義だけではわからないことを、そういったボランティア活動から学ぶことが出来ました。

また 今の職場を選んだきっかけも、サークルでのボランティア活動がきっかけでした。
休日の余暇活動に参加したり夏休みの納涼祭に参加したりして、子どもたちと関わることの楽しさを知ると共に、子どもたちと楽しそうに過ごしている職員さんたちに憧れるようになり、就職試験を受けようと決めました。
毎週 ボランティアとして伺うことが出来たのは、大学生だったから出来たことでもあると思うので、貴重な経験が出来て良かったと思っています。

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▲ボランティア活動の様子。向かって左が私です。

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▲サークルの仲間と。BBQでのひとこまです。

―「明星大学卒業生の今とあの頃」は2~3週間に1度のペースで更新予定です。様々な卒業生が登場しますのでお楽しみに!―