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私の就活体験談(6) 情報学部卒 薗田彩名さん(大手情報通信インフラ企業内定)


内定先を選んだ理由

私が内定先を選んだ一番の理由は、「就職活動が少し楽しみになるような魅力」を企業に感じたからです。

就職活動が始まるとき、本当に憂鬱で面倒で仕方がありませんでしたが、友人から「70社受けて10社も受からなかった」という話を事前に聞いていたため、早く行動しないと終わらないという不安も抱いていました。面倒だなという気持ちと、早く終わらせたい不安が葛藤する中で、3年生6月の初めに大規模な就活イベントに参加。さまざまな企業が参加している中で、偶然内定先となる企業の話を聞くことができ、初めて「就職活動って面白そうだな」と感じました。

説明会参加後、内定先の企業をよく調べてみると、他の企業と比較してより安定感を持ちながら挑戦しやすい社風であることや、大規模なプロジェクトに関わる機会が多くあるとのことで、緊張感を持ちながら仕事ができる点に魅力を感じました。また、以前から海外で生活することに興味があり、海外に関するプロジェクトを手掛けている点も決め手の一つとなりました。

私の就職活動体験記 ~早めに活動~

【全体のスケジュール】
2年の2月:就職ガイダンスに参加
3年の5月:就職活動の流れを確認・業界研究
3年の6月:オンラインの就職イベントに参加・インターンシップに参加し始める
3年の11月:企業との採用選考(面接)が始まる
3年の12月:1社目からの内々定を獲得
3年の2月:就活終了

私が明星大学の「就職ガイダンス」に初めて参加したのは2年生の2月です。3年生の5月ごろから本格的に企業の情報や自分の行きたい業界を考え始め、6月にはオンラインの就職イベントにも参加しました。この頃から就職活動を本格的に始めた意識があり、12月ごろまでさまざまな企業の説明会に参加しました。

【エントリー数】
本選考に参加した企業は3社あり、ありがたいことに全ての企業から内々定をいただくことができました。

【大切にしたこと】
就職活動を早めに終わらせたい気持ちがあったので、なるべく早めに行動するように常に意識していました。そのためタイトなスケジュールにはなりましたが、3年の2月に就職活動を終えることができました。
また、第一志望の企業の面接が始まる前に何社か選考に参加することで、面接の流れを掴めたと思っています。予定が組めるようであれば、第一志望の選考が始まる前にいくつかの選考に参加できるようスケジュールを組まれることをオススメします。

私の就活お役立ちアイテム ~就活必需品~

①ノート
企業説明会や面接、インターンシップで聞いた話の内容と、その時に感じた自分の心境をまとめて書き込んでいました。選考が進むごとにノートを見返し、その企業の社員の方が話していた内容や自分が感じた事から面接などで話す内容を考えるのに役立ちます。

②PC

企業に関する情報はほとんどインターネットを用いて収集していました。日々の移動や空き時間を使い、企業の提供するIRや企業に関連する新聞記事をチェック。また、企業ごとに自己紹介資料や研究紹介資料、10年後までのキャリアプランについての資料を事前に作成し面接に挑んでいました。PC内にデータとして用意し、また手元に印刷した資料も用意してあると安心です。ほかにも、毎回面接時には2時間前に会社の最寄り駅にあるカフェに行き、PCを用いて最終確認をしていました。

③新聞

就職活動全体を通し、時事ネタに関する直接的な質問をされたことはありませんでしたが、ES(エントリーシート)を書く際やインターンシップの選考で役立ちました。日頃から自分の行きたい分野に関する記事を集めておくと良いと思います。アプリケーションで読める新聞を契約すると移動時間に読むことができるのでオススメです。

面接でこんなこと聞かれました!わたしの面接体験談! ~練習が大切~

面接練習として、就職センターの「模擬面接」を利用し、何度か練習させていただきました。模擬面接では、質問に対する答え方や言葉選びなど細かい部分に対しても丁寧にアドバイスをもらえます。助言をもとに、就職活動でよく聞かれる質問を事前に調べ、自分の言葉として説明できるよう考えをまとめていました。
結果として事前に用意した回答のほとんどは使いませんでしたが、さまざまな質問に対する答えを考え、自分なりの考え方をまとめることで、面接時に予想外の質問が出てきたとしても焦ることなく答えることができました。以下は実際に企業側からされた質問です。

【すべての企業で聞かれた質問】
・自己PR
・志望動機
・ガクチカ(学生時代に最も力を入れたこと)
・ストレス解消法はあるか
・逆質問

【企業によって聞かれた質問】
・事前に作成した資料を用いて自己PR(3分間)
・過去にコミュニケーション能力を活かした経験
・周囲からどのような人と言われるか
・挫折経験
・失敗の原因は?
・SEとしての苦手を克服する方法は?
・SEとしての成長を感じるために何を指標にするか
・SEとはどのような仕事か
・SEに必要だと思う能力
・今後SEとしてどのように活躍したいか(5年、10年といった単位で)
・選考状況
・緊張しているか
・趣味について
・過去にチーム単位で活動した経験
・どういった立場になりやすいか
・誰かからアドバイスをもらったことはあるか
・内定を出した場合に就職活動を続けるか

明星大学の後輩たちへメッセージ ~あまり悩まない~

冒頭にも書きましたが、就職活動を始めた時は私も本当に憂鬱でした。SPIも面接も不安で、さらに私は周囲よりも数年遅く大学へ入学したことから「就職活動は上手くいかないのではないか」という不安が強くありました。

しかし、活動していくと就職活動自体に慣れてきますし、年齢のことに関しては最後には全く気にならなかったです。すでに就職活動を終えている知人から話を聞くと、資格をたくさん持っている人も、外国語を話せる人も、面接が上手そうな人もみんな落ちた経験がありました。「合わない企業は合わない。」そう割り切ることが必要だと感じ、例え落ちたとしても、モチベーションを下げないように心がけていました。

ただ、絶対に行きたいと感じた企業に対しては、諦めないようにしていました。もしも選考に落ちた場合には、他の企業に就職し技術力をつけた上で転職に挑戦しようとすら考えたほどです。第一志望の企業の夏期インターンシップに申し込んで落ちたこともありましたが、絶対に入社したいと考えていたため、気にせず本選考にエントリーしました。

悩むよりも先に行動し、不安を感じれば頼れる人からアドバイスをもらうことが大切だと思います。
あまり悩み過ぎず、頑張ってください。

就活モチベーショングラフ


明星大学就職センターでは、学生の就活応援団として、個別の就職相談やエントリーシート等の添削、模擬面接などを通して学生の就職活動をサポートしています。

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