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私の就活体験談(10)経済学部卒 工藤 彩音さん(大手不動産管理企業内定)



就職先を選んだ理由

私が就職先を選んだ理由は、管理実績が首都圏トップクラスであり、都心を中心にその街のシンボルマークとなるような建物や、誰もが知っている建物の管理に幅広く携わっている点に魅力を感じたためです。
就活を始める前は、働きたい職種がこれといって無かったため、幅広く色々な業界を調べたり、説明会に参加したりしていました。
さまざまな業界の話を聞いているうちに不動産関係の仕事に興味を持つようになり、その中でも管理業務を通じて人々が快適で安全な環境を提供するという仕事に魅力を感じ、就職を決めました。

私の就職活動体験記

私が本格的に就職活動を始めた時期は3年生の2月ごろでしたので、周りの人よりも比較的遅いスタートだったと思います。

3年生のころは、キャリア形成について学ぶ授業を通年で履修しており、実際に企業の方からキャリアビジョンについてお話を伺うほか、企業研究に取り組んでいましたが、授業以外での本格的な就活対策は始められずにいました。

年が明けた3年生の1月、さすがにマズいと焦り始めたものの、何から取り組むべきか分からず途方に暮れていた私。自己PRやガクチカなどを考えることが苦手だったこともあり、エントリーシートを1枚書き上げるのにも苦戦しました。

効率的な就職活動の進め方が分からず悩んでいたころ、ふと目にした就職センター主催の「短期集中就活準備講座」というイベントに参加してみることに。始めは講座についていけるか不安な気持ちもありましたが、講師の指導も特徴的で面白く、そこからモチベーションがあがり、本格的に就職活動に取り組むことができました。

その後は就職センターが主催する学内合同企業説明会に参加したり、進路相談や面接練習などの支援サービスを利用しましたので、私の様に悩みや困りごとがある方は、まずは就職センターに相談に行くことをお勧めします。

もう一つアドバイスとしては、企業の説明会には可能なだけ多く参加することをお勧めします。私自身、企業の説明会には2〜30社ほど参加しましたが、エントリーした企業は10社ほどでした。今思うととても少ないと思います。不採用が続くとどんどん焦ってしまうので、多くの企業にエントリーするべきですし、そのためにも説明会に参加して多くの企業と接触してみてください。

私の就活お役立ちアイテム ~就活必需品~

特に便利だと感じたものは、メモ帳とスケジュール帳、スマホのメモアプリ、SPIの参考書です。

SPIの参考書
工藤さんの就活お役立ちアイテムたち

メモ帳
メモ帳は2冊使用していました。1冊は主に説明会参加時の記録用です。説明を聞いた企業の特徴や仕事内容、戦略、年間休日、勤務体制、福利厚生など重要だと感じたことをメモしていました。ノートにまとめることで企業同士の比較をする際にも便利です。
もう1冊は就職活動のテクニックや選考対策などをまとめたものです。就職センターから受けたアドバイスや、面接に備えた想定質問集、さらには実際の面接で聞かれた質問と答えた内容などを記入していました。どちらのメモ帳も説明会や面接時には必ず持って行き、直前まで活用していました。

スケジュール帳
スケジュール帳は、紙製のモノがお勧めです。一目で予定がある日や空いている日を把握できますし、説明会などスマホを使用できない時にもすぐに予定を書き込めるので重宝しました。

スマホのメモアプリ
紙製のメモ帳よりも簡単にメモが取れるので、自己PRやガクチカ、志望動機などの案を考える際に使用したり、それらをメモしたりしていました。面接に行く前の満員電車の中でもすぐに確認することができたので便利でした。

SPIの参考書
参考書は、1冊買って時間がある時に読んだり解いたりしていました。民間企業の筆記試験ではさまざまな種類の試験が出題されますが、中でもSPIを使用している企業が多く、例えSPI以外の試験が出題されたとしても類似の問題が出題されることもあったので、前もって取り組んでいて良かったと思います。

面接でこんなこと聞かれました!わたしの面接体験談

面接では、まずは結論を伝えてからその後に理由を述べることを心掛けていました。
また、どの企業の面接でも必ず聞かれた質問は、「自己PR」、「学生時代に力を入れたこと」、「志望動機」、「逆質問」です。これらはしっかり対策をすることが必須ですね。

たくさん質問をされた中でも面白かった内容は、「なんでもいいので自分の好きなものを今、私たちの前でPRしてください」という質問でした。営業職系の面接の時に何度か聞かれたことがありましたが、とっさの判断で上手に話せるかをチェックされているのかなと思います。

そのほかにも「就職活動はどのくらい進んでいますか」や「ほかにどのような企業を受けていますか」という質問も多かったです。

どのくらい進んでいるかという質問に対しては、他社の選考結果待ちであったり、既に内定を頂いている際には正直に答えるようにしていました。

また参考までに、面接形式は対面のほかにオンラインもありました。オンライン面接の際は、モニターを見ながら面接に臨むと目線が下がっているように映りますので、カメラを見つめるように意識していました。メモや紙を見ながら面接に臨むことは避けるようにしましょう。

明星大学の後輩たちへメッセージ ~あまり悩まない~

やりたいことが決まっていない場合は、まずは幅広く業界を調べてみることが大事です。私自身も就活を始めた当初、やりたいことが全く決まっていなかったため、とにかく様々な業界の企業説明会に参加しましたが、参加していく中で少しずつ業界を絞れるようになっていきました。

エントリー数が少ないと、不採用が続いた際に気持ちに余裕がなくなるので、可能な限り多くの企業にエントリーすることを強くお勧めします。また、授業と採用選考日が重なり、思うように就職活動が進まないこともありました。大変かと思いますが、就職活動に専念するためにも、ぜひ3年生までに余裕を持って単位を取得してください。

最後にここまでお読みいただきありがとうございました。今回の体験談はあくまで私の一例ですが、皆さんの就職活動において少しでも参考になれば嬉しいです。とにかく就職活動で困ったことがあれば、1人で悩まずに就職センターに行ってみてください。

皆さんの就職活動がより良い結果となるように祈っております。


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