卒業生の今とあの頃(13)建築学系卒業 菅田佳大さん
ー明星大学卒業生の「今」と「あの頃(在学当時)」を写真とコメントで綴りますー
菅田 佳大<Yoshihiro Sugata>
2017年3月 明星大学 理工学部 総合理工学科建築学系(現:建築学部 建築学科) 卒業
現在の職業:ハウスメーカー(設計職)
好きなこと:写真を撮ること
菅田佳大さんの今①
住宅設計職として、お客様一人一人に合う暮らしの提案を
現在は、ハウスメーカーの住宅設計職として、日々お客様の理想の間取り提案・設計を行っています。
一生に一度のお買い物になるかもしれない、個人のお客様のお住まいを設計するのは、とても責任がある仕事だと日々感じています。
学生時代は素敵な作品を作ることを日々考えていました。 今は一人一人のお客様に合った暮らし方を提案するように心掛けています。
写真:菅田さんが設計した住宅 1
色々なご要望もたくさんあるのですが、建物が完成した際にお客様から感謝の言葉を頂くと、大変なこともあったけれど、頑張って良かったなと思える瞬間があります。
また、図面として描いていた建物が実際にその土地に建っているのを見るのはいつまで経っても感動します。
写真:菅田さんが設計した住宅 2
菅田佳大さんのあの頃①
実際の建築物を見て、意見交換をするゼミ活動
学生時代は講義で出題される課題とアルバイトの日々だったことを覚えています。
明星大学の建築学部は教授と学生との距離が近く、課題に対し一緒に考えて、より良い物を作っていくスタイルです。 その為、教授方の面倒見もよく、とても楽しかった思い出です。
学生時代に思い出に残っていることを2つ紹介します。
1つ目は、3年生から配属されるゼミ活動でのゼミ旅行です。 私たちの代では石川県と岐阜県へ美術館や図書館を見に行きました。実際にある建築物をゼミのメンバーで見に行き意見交換をすることは貴重な経験でした。
その経験もあり、今でも色々な物を見て体験をしに行っています。
菅田佳大さんのあの頃②
”人が体験する空間創り”イルミネーション制作を
2つ目はゼミメンバーと日野市役所の方々と協力して創り上げたイルミネーション制作です。 市の広場を飾るクリスマスイルネーションをゼミのメンバーで企画から考える物でした。
学生時代に行った私たちの制作で、人が体験する空間を創ることはこれが唯一の行事でした。限られた予算で、自分達のやりたいことを製作するのはとても大変でした。 しかし、点灯式でたくさんの市民の方々に来ていただき、喜んでいる姿を見ることができました。
この経験を経て私は、 住宅という家族がいつもいる空間を作りたいと思うようになりました。
大学生活はいい意味で、たくさん時間があります。その時間を上手に使って多くのことを見て学び、有意義な自分を成長させる4年間にしてください。
―「明星大学卒業生の今とあの頃」は2~3週間に1度のペースで更新予定です。様々な卒業生が登場しますのでお楽しみに!―