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卒業生の今とあの頃(2)教育学科卒業 高井麻理奈さん

ー明星大学卒業生の「今」と「あの頃(在学当時)」を写真とともに綴りますー

髙井麻理奈 <Marina Takai>
2019年3月 明星大学教育学部・教育学科(教科専門コース・国語コース)卒業
現在の職業:小学校教諭(都内)
血液型:O型
趣味、特技:映画鑑賞、ツーリング、美味しいものを食べること、楽器演奏

高井麻理奈さんの今①
小学校教諭として小学3年生を相手に日々奮闘中!

現在は、初任者として小学3年生の担任をしており、英語や情報教育の研究や、学級経営のよりよい方法などを学びながら、元気な子どもたちを相手に日々奮闘しています。

子どもにしても職場の先生方にしても、お互いの信頼関係がとても重要な仕事であるため、様々な人たちと意見を交えながら、考え方を深めたり、子どもたち一人ひとりと正面から向き合い、関わることでその子の悩みに寄り添うことを心掛けています。

時には子どもを指導していく中で、なかなか思いが伝わらないこともありますが、指導を続けた結果、ある日子どもが注意されていたことを自分からできるようになった時などの成長が垣間見えた時の喜びは、小学校教諭が感じられる一番のやりがいです。

このように楽しくやりがいのある日々を送っていますが、今後もっと教師として視野を広げられるようになるのが現状の目標です。
現在は、自分が担当する学級の仕事がメインであり、なかなか学校全体を俯瞰的にとらえる機会は少ないため、学校行事や研究活動といった学校全体の企画や運営をする立場を積極的に経験していきたいと思っています。

高井麻理奈さんの今②
おうち時間を有効活用!映画鑑賞や読書にハマってます

新型コロナウイルスの影響もあり、休みの日には家で過ごすことが増えたことから映画鑑賞や読書がマイブームです。ゆっくりと休んだり、自分を見つめ直したりする良い機会になっています。

中でも面白かったのが、『嫌われる勇気』。アドラー心理学に基づいた考え方が述べられているものですが、私自身、読了後は今までの考え方からガラッと変わり、新しい視野で物事を捉えるきっかけになりました。

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高井麻理奈さんのあの頃①
学部行事に情熱を注いだ学生生活

学生時代には学部行事に力を入れていました。
教育学部が主催する体育祭の実行委員長として、企画と運営を担いながら、大人数の団体をまとめ上げるのは大変でしたが、当時の経験が、運動会の運営など現在の職にも生かされていると感じます。

体育祭のほかに、フレッシュマンキャンプという学部行事でも実行委員を3年間務めました。多くの人と関わり合いながら企画を構成していくことが特徴のフレッシュマンキャンプでは、自分とは異なる考え方に触れながら、新一つのイベントを作り上げていく経験ができたため、自分の考えを深めるきっかけにもつながりました。

学部行事に情熱を注いだ私ですが、体育祭やフレッシュマンキャンプで関わった人たちとは、卒業した今でも交流があり、困った時の良き相談相手です。学年を超えた縦と横のつながりをもつことができるのは、学部行事ならではなのかもしれません。

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高井麻理奈さんのあの頃②
2年間のゼミ研究で養った 多角的視点の大切さ

3・4年生では小学校教員コースの今野ゼミに所属し、ICTを活用した教育の研究に努めました。2年次にインターンシップで行った小学校で、ICT研究を推進しており、どの教科でも子どもたちが楽しそうにタブレット端末を使用しながら生き生きと学ぶ姿がとても印象深かったことがきっかけで、今野ゼミで2年間、ICTを学習に取り入れることのメリットや方法について学びました。

ICT教育の研究活動以外にも、今野ゼミで経験したことはたくさんあります。
「タブレット端末を使用した反転授業」について議論し合った、目白大学との合同ゼミで開催したディベート大会では、ディベートを行う際には、当日までの準備が大事だと知りました。より正確でより多くの情報の集め方や、相手がどのような部分を調べて話してくるのか予想しながら準備する方法など、情報収集の方法と論理的な話の進め方を学ぶことができました。

振り返ってみると、私にとってのゼミ活動は、先生やゼミ生たちと何度も語り合い、交流していく中で、物事を多角的に考えることの大切さを学べた時間でした。

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―「明星大学卒業生の今とあの頃」は2~3週間に1度のペースで更新予定です。様々な卒業生が登場しますのでお楽しみに!―

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