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つむぐ ~明星通信リレーnote~

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1967年創立の明星大学通信教育課程は、55年の歴史の中で18万人以上の学生が在籍してきました。 「明星通信」に関わる人を通して、幅広く「明星通信の魅力」をお伝えします。
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#小学校教員

第6回 回り道の最短ルート(前編)

上野純先生(東京都公立学校小学校教員) 明星大学通信教育課程正科生1年次 小学校教員コース卒業 小さな頃からの夢であった、小学校教員として、現在東京都の小学校教員として日々子ども達と向き合っている上野さん。 元々は、“普通に大学に進学して”小学校教諭の免許取得を目指すつもりでしたが、経済的な事情もありそれは叶いませんでした。 今回は、通信制の大学で学位と、教員免許状の取得を目指す“正科生”について、上野さんの話をもとにスポットをあてます。 (今回は、インタビュー形式

第6回 回り道の最短ルート(後編)

上野純先生(東京都公立学校小学校教員) 明星大学通信教育課程正科生1年次 小学校教員コース卒業 <前編からつづく>  「孤独」に学習を進めていた上野ではあったが、1年目の夏期に参加したスクーリングが、転機になる。必修科目の演習スクーリングで、”友人”と出会ったのだ。  普段は全国各地で、自分と同じように「孤独」に学習をしている友人達と初めて顔を合わせた。年齢、地域、職業、そしてそれぞれのバックグラウンド。皆それぞれ全く異なる仲間達。「子育てをしながら学習している人もい

第2回 実践と理論の二刀流で得たもの(後編)

芳賀 均 准教授(国立大学法人 北海道教育大学旭川校) 前編では、芳賀先生が明星大学大学院の通信教育課程で学ぶことになったきっかけや、そこで得たものについてお話いただきました。  続く後編では、小学校の教員として勤務しながら、教育評価の研究を深めていった博士後期課程での日々について語っていただきました。日頃の教育活動の中で、さまざまな悩みや葛藤を抱えている現職の先生にとっても、大きなヒントがたくさんあると思います。ぜひお読みください。 2009年に修士号を取得後、明星大

第2回 実践と理論の二刀流で得たもの(前編)

芳賀 均 准教授(国立大学法人 北海道教育大学旭川校) 第1回の板野和彦 通信教育課程長にご紹介いただき、今回は北海道教育大学旭川校の芳賀均 准教授にお話を伺います。    芳賀先生は、北海道宗谷管内での15年間の小学校勤務を経て、明星大学大学院 通信教育課程へ入学されました。東京都江東区で小学校教員として子どもたちと向き合うかたわら、人文学研究科 教育学専攻 博士後期課程を修了。その後、北海道教育大学旭川校で、音楽科教育、教育評価、合科的学習、へき地教育の研究等でご活躍さ