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つむぐ ~明星通信リレーnote~

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1967年創立の明星大学通信教育課程は、55年の歴史の中で18万人以上の学生が在籍してきました。 「明星通信」に関わる人を通して、幅広く「明星通信の魅力」をお伝えします。
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#教育

第3回 学校のピンチを、研究でチャンスに変えて(後編)

石黒 康夫 専任教授(桜美林大学 リベラルアーツ学群 資格・教職センター) 前編では、中学校の校長を務めながら、明星大学の通信制大学院で生徒指導システムについて研究していた時のことについて語っていただきました。  後編では、それまでの研究をさらに深めた博士課程でのお話と、これから通信制大学院への入学を考えている方に向けてメッセージをいただきました。どんな立場であっても、何かを解決したいという思いがあれば学びの扉は開かれている。今現在、課題を抱えて悩んでいる方も、お読みいた

第3回 学校のピンチを、研究でチャンスに変えて(前編)

石黒 康夫 専任教授(桜美林大学 リベラルアーツ学群 資格・教職センター) 第2回の芳賀均 先生にご紹介いただき、今回は桜美林大学の石黒康夫 専任教授にお話を伺います。  石黒先生は、東京都公立学校の非常勤講師からキャリアをスタートし、都内の区立中学校での教諭・教頭を経て、2004年に荒川区の中学校の校長に着任されました。ここでのある出来事をきっかけに、学校経営に取り組みながら明星大学通信制大学院に入学。前期博士課程、後期博士課程を修了し、博士号を取得されました。その後、

第2回 実践と理論の二刀流で得たもの(後編)

芳賀 均 准教授(国立大学法人 北海道教育大学旭川校) 前編では、芳賀先生が明星大学大学院の通信教育課程で学ぶことになったきっかけや、そこで得たものについてお話いただきました。  続く後編では、小学校の教員として勤務しながら、教育評価の研究を深めていった博士後期課程での日々について語っていただきました。日頃の教育活動の中で、さまざまな悩みや葛藤を抱えている現職の先生にとっても、大きなヒントがたくさんあると思います。ぜひお読みください。 2009年に修士号を取得後、明星大

第2回 実践と理論の二刀流で得たもの(前編)

芳賀 均 准教授(国立大学法人 北海道教育大学旭川校) 第1回の板野和彦 通信教育課程長にご紹介いただき、今回は北海道教育大学旭川校の芳賀均 准教授にお話を伺います。    芳賀先生は、北海道宗谷管内での15年間の小学校勤務を経て、明星大学大学院 通信教育課程へ入学されました。東京都江東区で小学校教員として子どもたちと向き合うかたわら、人文学研究科 教育学専攻 博士後期課程を修了。その後、北海道教育大学旭川校で、音楽科教育、教育評価、合科的学習、へき地教育の研究等でご活躍さ