マガジンのカバー画像

つむぐ ~明星通信リレーnote~

13
1967年創立の明星大学通信教育課程は、55年の歴史の中で18万人以上の学生が在籍してきました。 「明星通信」に関わる人を通して、幅広く「明星通信の魅力」をお伝えします。
運営しているクリエイター

#通信教育課程

第6回 回り道の最短ルート(前編)

上野純先生(東京都公立学校小学校教員) 明星大学通信教育課程正科生1年次 小学校教員コース卒業 小さな頃からの夢であった、小学校教員として、現在東京都の小学校教員として日々子ども達と向き合っている上野さん。 元々は、“普通に大学に進学して”小学校教諭の免許取得を目指すつもりでしたが、経済的な事情もありそれは叶いませんでした。 今回は、通信制の大学で学位と、教員免許状の取得を目指す“正科生”について、上野さんの話をもとにスポットをあてます。 (今回は、インタビュー形式

学びが仕事に活きるとき(後編)

永江 真彩 先生 (熊本市立小学校教諭) ・明星大学通信教育課程 正科・課程履修生 小学校教員コース 修了生 前編では、永江さんの明星通信での思い出と印象に残っている事や気づいていることについて伺いました。後編では、現在のお仕事の話を中心に伺っていきたいと思います。 永江さんは現在、熊本市にある公立小学校の教員として働かれているんですよね?  明星通信で、小学校教諭免許状の取得に必要な単位を修得した後、熊本市の教員採用試験を受験し、2021年から働き始めました。親が

第5回 学びが仕事に活きるとき(前編)

永江 真彩 先生 (熊本市立小学校教諭) ・明星大学通信教育課程 正科・課程履修生 小学校教員コース 修了生 「“人生の転機”だし新しい事をやろう!と思ったんです」という永江さん。小学校教諭免許状取得のために明星大学通信教育課程に入学し、学ぶ過程で気づいた事は、小学校の教員として働くなかでも活かせていると言います。  なぜ明星通信にしたか、そこでどんな出会いがあり、何に気づき学んだか。現在のお仕事の話と合わせて伺いました。  「教員の仕事は楽しいことばかり」という

第4回 気づきが生まれる場をつくる。(後編)

小笠原 祐司 先生(明星大学教育学部教育学科通信教育課程 非常勤講師) ・NPO法人bond place ファウンダー ・山梨学院大学 学習・教育開発センター 非常勤嘱託教員 ・独立行政法人中小企業基盤整備機構 人材支援アドバイザー(地域創業支援) ・青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム講師 ※順不同  前編では、ご自身の経歴を中心に「ワークショップ」に目覚めたきっかけや、その具体的な中身についてお話しいただきました。後編では、本学の通信教育課程で担当する「

第4回 気づきが生まれる場をつくる。(前編)

小笠原 祐司 先生(明星大学教育学部教育学科通信教育課程 非常勤講師) ・NPO法人bond place ファウンダー ・山梨学院大学 学習・教育開発センター 非常勤嘱託教員 ・独立行政法人中小企業基盤整備機構 人材支援アドバイザー(地域創業支援) ・青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム講師 ※順不同  教員採用試験の合格に向かって、さまざまな方が学んでいる明星大学通信教育課程。学生には高校を卒業して間もない方もいれば、社会人経験を積んだ上で教職を志す方もい

第1回 学び続けるということ(後編)

板野 和彦 教授(教育学部 教育学科) 通信教育課程長(新任) 「学び続ける力」をテーマに、前編では板野教授ご自身の経験に基づいてお話いただきました。  続く後編では、教員として通信教育課程の学生に教える立場から見た「学び続ける力」について語っていただきました。世代や立場を超えたさまざまな方が集い、研鑽を積んでいる現場のリアルなお話を通して、多様性あふれる学びの場としての通信教育課程の魅力を感じていただけると思います。 ここからは、本学の教授になられてからのお話をお聞か

第1回 学び続けるということ(前編)

板野 和彦 教授 (教育学部 教育学科) 通信教育課程長(新任)  明星大学通信教育課程では、4年をかけて学士号取得をめざす方や、新たに教員免許状の取得に挑戦する方、現役の先生で今持っている免許状以外の校種、科目の免許状取得をめざす方、大学院で研究に励み博士号・修士号を取得しようと考えておられる方など、さまざまな夢を持った方が学んでいます。いずれも仕事や生活との両立を図りながら「学び続ける力」が必要で、とても困難な道のりです。  今回は、ご自身も本学の通信制大学院で修士号